小学生のプログラミング教室の選び方6つのポイント【元プログラマーママが解説】

この記事を書いた人
すまま

5歳・1歳を育てる、教育学部出身の元プログラマーママ

教育学を学び、教育現場向けソフトウェアの開発に携わった経験と、
2児の母としての実体験をもとに、
「考える力」「遊び・関わり方」「知育」「デジタル教育」の
4つの視点から、家庭でできる子どもの学びを発信しています。

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プログラミング教室、いろいろありすぎてどこがいいのか分からないわ…。月謝も安くないし、選び間違えたくないな。

分かります。私も最初は、どこも同じに見えました。先に「見るべきポイント」を決めておくと、一気に絞れますよ。

教室のサイトを見比べても、どこも「楽しく学べる」「思考力が育つ」と書いてあって、違いが分からないんですよね。

この記事では、元プログラマーの視点で教室選びで実際に見るべき6つのポイントをお伝えします。カリキュラムの中身を見て「これは続けられそうか」を判断する基準です。

この記事で分かること

  • 教室選びで見るべき6つのポイント
  • 月謝が3,000円台と15,000円超で何が違うのか
  • タイプ別・うちの子に合う教室の絞り方

小学生のプログラミング教室を選ぶ6つのポイント

教室を選ぶときに見るポイントは、この6つです。

  1. Scratchで終わらず、その先まで進めるか
  2. 講師に求めるものは段階で変わる
  3. 「分からない」と言ったときに切り返してくれるか
  4. 途中でコースを変えられるか
  5. 作ったものを人に見せる場があるか
  6. パソコンが必要か、タブレットでいけるか

順番に説明します。

1. Scratchで終わらず、その先まで進めるか

まず見てほしいのが、Scratchの先に何が用意されているかです。

Scratchだけで終わる教室だと、子どもが本気になったときに教室を移るしかなくなります。

Scratchはブロックを組み合わせて作る仕組みなので、文字でコードを書く段階に進むには、どこかで乗り換えが必要になります。そのときに同じ教室で進めるのか、また一から探し直すのかで、だいぶ違いますよね。

確認は簡単で、教室のサイトのコース一覧を見るだけです。Scratchの次にPython・JavaScript・Unity・Robloxあたりの名前が出てくるかどうか。ここが空欄なら、Scratch専門の教室だと思っていいです。

2. 講師に求めるものは段階で変わる

これは意外かもしれないんですが、Scratchのうちは、講師がすごいエンジニアである必要はありません。

Scratchレベルなら、正直、親でも一緒に調べればなんとかなる範囲だからです。

それより効いてくるのは、子ども一人ひとりを見て、寄り添ってくれるかどうか。この段階でつまずく理由って、技術というより「面白いと思えるか」「続くか」なんですよね。

講師の技術力が効いてくるのは、本格的な開発に入ってからです。だから見る順番としては、最初は「寄り添ってくれるか」、その先で「もっと難しいことを教えられるか」。

「講師は現役エンジニアです」を推してる教室は多いんですが、低学年のうちはそこが決め手にはならないと思っています。

3. 「分からない」と言ったときに切り返してくれるか

3つ目は、質問がどうやってできるのかです。

子どもって、「何が分からないのか」を自分で説明できません。というか、大人でもできない。

現場でも私は「ここが分かんないです」しか言えなくて、先輩に「じゃあ一行ずつ見ていこうか。ここは何やってるか分かる?」と切り返してもらって、やっと自分の止まってる場所が見えました。

この切り返しをしてくれる人がいるかどうかで、進み方が変わります。

チャットで聞くのか、授業中に直接聞けるのか、決まった時間にZoomでつながるのか。教室によってぜんぜん違うので、ここは必ず確認してください。

4. 途中でコースを変えられるか

4つ目は、コースを途中で変えられるかどうか

子どもの興味は変わります。ゲームを作りたくて始めた子が、動画編集や3Dモデリングに行くこともある。

コースが固定の教室だと、合わなくなったときに辞めるしかありません。追加料金なしで変えられるなら、興味が動いてもそのまま続けられます。

意外と見落とされがちですが、続けられるかどうかに直結する部分です。

5. 作ったものを人に見せる場があるか

5つ目は、作ったものを外に出す機会がある教室を選ぶということです。

プログラミングは、作って、人に見せて、直す。これを繰り返さないと力がつきません。教わって覚えるタイプの習い事とは、少し違います。

私も若手の頃、半年前に自分が書いたコードを見返して「なんじゃこのコード……」と思ったことが何度もあります。人のコードを読んだり、自分のを見てもらったりして、やっと視点が増えていく感じです。

コンテスト、発表会、作品を共有できるコミュニティ。形はなんでもいいので、外に出す機会があるかを見てみてください。

6. パソコンが必要か、タブレットでいけるか

最後は現実的な話で、必要な端末を申し込む前に確認しておくこと。ここだけは絶対にやってください。

入会してから「パソコンが必要です」だと、そこで数万円の追加出費になります。

Scratch系ならタブレットでいけることが多いんですが、マイクラを使う教材はパソコン必須のことが多いです。Chromebookに対応していない教材もありますし、オンラインだと回線速度を指定している教室もあります。

うちにある機材で足りるのか。ここは申し込む前に確認しておいたほうがいいです。

料金だけで選ぶと失敗しやすい理由

月謝の差は、そのまま質の差ではありません。講師がリアルタイムでつくかどうかの差です。

小学生向けの教室は月3,000円台から15,000円超まであって、4倍以上ひらきます。ここを知らないまま「安いほう」で選ぶと、あとで合わなかったりします。

月謝の差は「講師がリアルタイムでつくかどうか」

価格差の正体は、ほぼこれです。

動画教材は一度作れば何人が見ても同じコストですが、講師の時間だけは複製できないからです。

なので、月3,000円台の教室は動画教材が中心。15,000円前後になると、ライブ授業や個別サポートが入ってきます。安いほうが手抜きというわけではなくて、そもそも売っているものが違うんですね。

つまり「高い=良い」でも「安い=損」でもない。うちの子に講師のリアルタイムが必要かどうか、で決まります。

パソコン操作を飛ばすと苦痛になる

もうひとつ、月謝とは別に気をつけたいことがあります。

マウスとキーボードが、ある程度使えるかです。

入力が追いつかないと、プログラミング以前のところで止まってしまいます。教材が面白くても、文字を打つのに時間がかかりすぎると、その時点で嫌になる子は多いです。

ローマ字をまだ習っていない学年なら、パソコン操作に慣れるところから始められる教材を選ぶか、家で少し触らせておくと入りがスムーズになります。

教室のタイプ別|うちの子に合うのはどれ?

教室名で比べ始めると、数が多すぎて訳が分からなくなります。先に形式で絞ると早いです。

小学生向けの教室は、だいたい次の4タイプに分かれます。

タイプ向いている子月額の目安
動画教材型自分で調べて進める子3,000〜5,000円台デジタネ
ライブ授業型「分からない」と言えば進む子15,000円前後ITeens Lab
マンツーマン型集団では質問できない子30,000円前後LITALICOワンダー
通学型家だと集中できない子教室によるロボット教室系

この時点で、たいてい1つか2つに絞れると思います。順番に説明しますね。

動画教材型|自分で進められる子に

向いているのは、分からないことがあっても自分で調べて進める子です。

解説動画を見ながら、子どもが自分のペースで進める形式だから。質問はチャットが中心で、手が止まったときに誰かが声をかけてくれる場面は少なめです。

逆に、促されないと動けない子だと放置になりがちです。

月3,000〜5,000円台と、いちばん安く始められます。送迎もなし。代表例はデジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)で、マイクラやRoblox、ディズニーの教材があり、小1から使えます。

ライブ授業型|聞きながら進めたい子に

向いているのは、「分からない」と言えて、切り返してもらえば進む子です。

決まった時間にオンラインで集まって授業を受ける形式なので、その場で手を挙げれば見てもらえるから。ひとりだとサボってしまう子にも合います。

逆に、毎週決まった時間に拘束されるのが嫌な子や、自分のペースでどんどん先に行きたい子には窮屈かもしれません。

月15,000円前後が相場です。動画教材型の3〜4倍しますが、その差がリアルタイムの講師代だと思ってください。代表例はITeens Lab。小3からで、一斉授業と個別サポートを組み合わせた形です。

マンツーマン型|つきっきりが必要な子に

これが要るのは、集団の中では質問できない子です。

1対1なので、黙って手が止まっていても講師が気づいてくれるから。発達の特性で個別のほうが力を出せる子にも合います。

ただ月30,000円前後と高く、ほとんどの子には過剰だと思います。まず安いタイプから試して、合わなかったときに検討する順番でいいはずです。LITALICOワンダーなどが該当します。

通学型|家だと集中できない子に

向いているのは、家にいると遊んでしまう子です。

場所が変わると気持ちが切り替わるし、友達が同じ空間にいるほうが乗る子も多いから。ロボットのように手を動かす教材なら、通学型のほうが自然でもあります。

弱点は送迎です。毎週の送り迎えが続けられるかは、先に家族で確認しておいたほうがいいと思います。

6つのポイントで見るとこうなる

提携のある2教室を、さっきの軸で並べてみます。

デジタネITeens Lab
タイプ動画教材型ライブ授業型
対象小1〜高校生小3〜高3
月額3,980円〜(入会金なし)15,800円〜+入学金18,700円
Scratchの先Roblox・JavaScript・HTML&CSSUnity・Python・Webバックエンド
質問の仕方チャット+月1〜2回のZoom授業中に直接
コース変更受け放題・いつでも可可(料金据え置き)
発表の場作品共有コミュニティ・コンテスト文化祭・ハッカソン
端末Scratch等はタブレット可パソコン必須(10Mbps以上)
無料体験14日間90分+保護者面談

いちばん違うのは、やっぱり質問の仕方です。ここが月謝の差の正体でもあります。

迷ったら、無料体験で子どもの反応を見る

ここまで6つのポイントを書いてきましたが、正直、紙の上で全部は決まりません。

私も教室のサイトを何度も読み比べましたが、どこも良さそうに見えるんですよね。結局、子どもが食いつくかどうかは触らせてみないと分からない。

幸い、どちらも無料で試せます。

  • デジタネ:14日間無料。メールアドレスとパスワードだけで始められます
  • ITeens Lab:90分の無料体験+保護者面談。料金や辞め方もその場で聞けます

こんな子ならデジタネから

  • 自分で調べて進めるタイプ
  • 家にタブレットしかない
  • 小1・小2(ITeens Labはまだ入れません)
  • まずは安く様子を見たい

こんな子ならITeens Lab

  • 「分からない」と言えて、聞けば進むタイプ
  • 本格的な開発まで行きたい
  • 発表の場を大事にしたい

どちらも入会前提ではないので、合わなければやめて大丈夫です。月謝を払ってから気づくより、体験で分かったほうがずっといいです。

【ここにデジタネ・ITeens Labの無料体験リンク(カスタムHTMLブロックで貼る)】

まとめ|教室選びで一番大事なこと

教室選びで一番大事なのは、「分からない」と言ったときに誰かが受け止めてくれるかどうかだと思っています。

教材がどれだけ良くても、そこが合っていないと止まってしまうので。

この記事では、教室を選ぶ6つのポイントを紹介しました。

  1. Scratchで終わらず、その先まで進めるか
  2. 講師に求めるものは段階で変わる
  3. 「分からない」と言ったときに切り返してくれるか
  4. 途中でコースを変えられるか
  5. 作ったものを人に見せる場があるか
  6. パソコンが必要か、タブレットでいけるか

そして教室は、動画教材型・ライブ授業型・マンツーマン型・通学型の4つに分かれます。まずタイプで絞ってから、個別の教室を見る。この順番だと迷いにくいです。

教室のサイトを見比べても、正直どこも良く見えます。最後は体験で子どもの顔を見て決めるのが、いちばん確実だと思いますよ。

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