「また怒ってしまった」イヤイヤ期パパ・ママの気持ちの整え方

声かけ・関わり方
この記事を書いた人
すまま

5歳・1歳を育てる、教育学部出身の元プログラマーママ

大学で教育を学び教職を目指した後、教育現場向けソフトウェアの開発に携わる。開発経験を通して、プログラマーは技術より「問題を分解して考える力」が重要だと実感し、おもちゃ選びや声かけにこだわるきっかけになりました。
現在は1歳・5歳の2児を育てながら、実際に試した知育おもちゃ・教材・声かけ方法を発信しています。

Webライターとしての執筆経験を活かし、正確でわかりやすい情報をお届けします。

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「また怒ってしまった…」「もう限界!」

1歳・2歳のイヤイヤ期、毎日向き合っているのに心が折れそうになることってありますよね。

対処法はわかっていても、疲れているときや余裕がないときはうまくできなくて当然です。

でも、怒ってしまった後の立て直し方を知っているだけで、自己嫌悪がぐっと減ります。

本記事では、イヤイヤ期のママが楽になるための3つのことを解説します。

この記事を読むと分かること
  • 怒ってしまった後のリカバリー法
  • 一人で抱え込まないためのサポートリソース
  • よくある疑問への回答(FAQ)

筆者は教育学部出身・元プログラマーの2児のママです。

フルタイムワーママ時代にワンオペで限界を迎えた経験も、今まさに専業主婦として孤独を感じながら試行錯誤している経験も、全部リアルにお伝えします。

この記事を読み終わったとき、「完璧にやらなくていいんだ」「頼っていいんだ」とスッと気持ちが軽くなるはずです。

本記事はママ目線で書いていますが、パパにも同じように当てはまる内容です。ぜひパパにも読んでもらえたらうれしいです。

そもそもイヤイヤ期は、子どもの脳や心の発達によって起こる自然な反応です。
「なぜこんなにイヤイヤするの?」という原因から知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

怒ってしまった後の「リカバリー法」

育児をしていれば、感情的になってしまう日もありますよね。

「また怒ってしまった」と自己嫌悪になることもあると思いますが、大切なのは、「怒らないこと」ではなく、怒ったあとにどう関わるかです。

怒ってしまったあとでも、きちんと向き合えば子どもにはちゃんと気持ちは伝わります。

むしろ「パパとママはちゃんと向き合ってくれるんだ」という安心感につながっていきます。

私も感情が爆発してしまった日は、寝る前に「さっきはきつく言ってごめんね」と伝えるようにしています。

すると、ぎゅっと抱きついてきてくれることが多くて「ちゃんと伝わっているんだな」と感じます。

怒ってしまった後のリカバリーは、次の2つで十分です。

  • 自身の気持ちをリセットする
  • 気持ちが落ち着いたあとに、子どもに「ごめんね」と伝える

ここでは、それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

※「怒らずに済む関わり方も知りたい」という方は、こちらの記事で今日から使える対処法を7つ紹介しています。

自身の気持ちをリセットする

まず自分の感情を落ち着かせることが大切です。

イライラしている状態では、なぜ自分がイライラしているのかを整理しにくく、適切な対処もしづらくなります。

一度リセットする時間を作ることで、冷静な対応を取りやすくなります。

たとえば、

  • 深呼吸する
  • その場を少し離れて、別の部屋に行く
  • 信頼できる人に短く話す

などを、あらかじめ「自分の逃げ道」としてイメージしておくと、いざというときに、対処すべき方法を想像しやすくなります。

私も限界を感じたときは、その場を離れて呼吸を整えるようにしています。たった数分でも気持ちが落ち着くと、子どもにかけるべき言葉も変わりますよ。

子どもにごめんねと謝る

怒ったあとには「さっきはきつく言ってごめんね」とシンプルに謝るだけでも十分です。

なぜ怒ったかを長く説明する必要はありません。

子どもは、「自分を受け止めてくれた」「ちゃんと向き合ってくれた」という事実を感じ取っています。

私も、一度気持ちを落ち着かせてから改めて「さっきはごめんね」と伝えるようにしています。

感情が爆発してしまっても、その後きちんと向き合えれば大丈夫です。

少しずつ、おうちは「安心して気持ちを出していい場所なんだ」と思えるようになりますよ。

一人で抱え込まないために——使えるサポートリソース

育児で疲れたとき、「もう限界かも」と感じたことはありませんか。

そんなとき、一人で頑張り続けなくていいんです。

頼ることは正解です。

むしろ、頼れる環境を作ることが育児を長く続けるコツだと思っています。

使えるサポートとして、こんな選択肢があります。

  • 一時保育(リフレッシュ目的でも利用OK)
  • ファミリーサポートセンター(地域の助け合い制度)
  • 保育士・保健師への相談窓口(市区町村の子育て支援センター)

我が家では、下の子を4月から認可保育園に預けるようになってから、だいぶ気持ちが楽になりました。実家も遠く、近所の人に「いつでも来てね」と言ってもらえても、やっぱり少し気を遣ってしまいます。預け先がないというのは、思っている以上に気持ちを消耗させるものでした。保育園のよかったことのひとつは、先生たちが客観的に子どもの様子を伝えてくれることです。自分一人で見ているとわからなかった「できるようになったこと」を教えてもらえるのがうれしかったです。

まず自分が休んで、元気な状態で子どもと向き合うだけでも対応の質がぐっと変わります。使えるリソースを知っているだけで、気持ちは軽くなりますよ。

「助けを求める」こと自体が子どもへの良いモデリングになる

「ちょっと疲れたから今日はパパ(ママ)にやってもらって」と伝えたとき、子どもはちゃんと受け入れてくれます。

むしろ、パパ・ママが無理してピリピリしているより、少し余裕があるほうが子どもも安心して過ごせるんですよね。

困ったときに人に頼る姿を子どもに見せることは、「助けを求めていい」というメッセージを伝えることにもつながります。

子どもは親の行動を見て、社会との関わり方を学びます。

人に頼ることをするパパ・ママの姿が、将来困ったときに周りに助けを求められる子どもにつながるでしょう。

休みの日はパパ(ママ)に託して、少し長めにお風呂に入ってくつろぐ程度の小さなリセットでも十分効果がありますよ。

【FAQ】1歳のイヤイヤ期でよくある質問に答えます

イヤイヤ期のただ中にいると、「これっていつ終わるの?」「うちの子だけ激しくない?」と不安になることもありますよね。

ここでは、よく寄せられる5つの質問にまとめて答えます。

Q1. 1歳のイヤイヤ期はいつから始まっていつ終わる?

個人差はありますが、イヤイヤ期は1歳頃から始まり、2歳前後がピークになることが多いです。

早い子だと、1歳0か月台から始まる場合もあります。

落ち着いてくる目安は3歳頃、遅くても4歳頃には和らいでいくことが多いです。

ただし、3歳以降はイヤイヤそのものは減っても「自分の意思で反発する形」に変わっていきます。

つまり、「全部イヤ!」のような状態は落ち着いても、成長とともに理由のある主張に変わっていくイメージです。

大切なのは、今のこの強いイヤイヤはずっと続くわけではないということ。

「うちの子だけイヤイヤ期が長い気がする…」と感じても、ほとんどの場合は発達の個人差の範囲です。

終わりが見えないときほど、「これも成長の途中なんだ」と少し引いて見てみてくださいね。

Q2. 家では暴れん坊だが、保育園ではいい子と言われている。本当に大丈夫?

結論から言うと、まったく問題ありません。 

家が安心できる場所だという証拠です。

子どもは外では無意識に緊張したり、我慢したりしています。

その分、家では気持ちがゆるんで、本音の感情をそのまま出しやすくなります。

泣いたり怒ったりしても受け止めてもらえる、という信頼があるからこそ、家でイヤイヤが強く出るんです。

家でひどい=外で頑張ってる証拠」だと思えると、少し見方が変わりませんか?

あなたの関わり方がちゃんと伝わっているからこその姿なので、自分を責めなくて大丈夫ですよ。

Q3. イヤイヤが激しすぎる場合、発達障害の可能性はある?

イヤイヤの激しさだけでは判断できません。

イヤイヤ期の強さは発達の個人差の範囲であることがほとんどです。

以下のような複数のサインが重なる場合は、かかりつけの小児科や発達支援センターへの相談を検討してみてください。

  • 4歳以降も1~2歳の頃のような強いイヤイヤが続いている
  • 自傷行為がある
  • 言葉の発達が著しく遅れている

詳しくはこちらの記事で解説しています。

Q4. パパとママで対応が違っていても大丈夫?

基本的なルールを揃えつつ、多少の違いは問題ありません。

「ご飯前はおやつなし」「危ないことはダメ」など、外せない基本方針だけ夫婦で共有しておけば十分です。

関わり方のスタイルが多少違っても、子どもはそれぞれの親との関係の中で柔軟に学んでいきます。

むしろいろんな関わり方を経験できることはプラスにもなりますよ。

Q5. イヤイヤ期がない子は大丈夫?逆に心配?

穏やかなタイプの子もいます。

イヤイヤ期がないからといって、発達に問題があるわけではありません。

自己主張の仕方は子どもによって様々です。

ただし、以下のような様子が気になる場合は、一度専門家に相談してみてもいいかもしれません。

  • 自己主張がほとんどなく感情表現が極端に乏しい
  • 呼びかけへの反応が薄い

基本的には、無理にイヤイヤさせる必要はまったくありません。

穏やかに過ごせているなら、それはそれで素敵なことですよ。

怒ってしまった時は自分を責めないで。子どもに愛情は伝わっています

この記事では、イヤイヤ期のパパ・ママが楽になるための3つのことを紹介しました。

この記事のまとめ
  • 怒ってしまっても「ごめんね」で修復できる。謝ることは信頼を強くする
  • 頼ることは正解。一時保育・ファミサポ・相談窓口を使っていい
  • イヤイヤがない子も心配しなくていい。穏やかな子はそれで十分

イヤイヤ期の対応は、テクニックより「自分を責めないこと」が一番大事だと感じています。

完璧にやろうとしなくて大丈夫。今日うまくいかなくても、子どもにはちゃんと愛情は伝わっています。

7割できていれば十分です。

イヤイヤ期は大変な時期ですが、同時に子どもの考える力が大きく伸びるタイミングでもあります。一緒に乗り越えていきましょう!

朝の支度・お風呂・外出など、「毎回同じ場面で爆発する…」と感じる方は、場面別の声かけ例をまとめたこちらの記事もおすすめです。

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