考える力が育つ絵本おすすめ11冊|0〜6歳の年齢別に元プログラマーママが厳選

0〜1歳
この記事を書いた人
すまま

5歳・1歳を育てる、教育学部出身の元プログラマーママ

大学で教育を学び教職を目指した後、教育現場向けソフトウェアの開発に携わる。開発経験を通して、プログラマーは技術より「問題を分解して考える力」が重要だと実感し、おもちゃ選びや声かけにこだわるきっかけになりました。
現在は1歳・5歳の2児を育てながら、実際に試した知育おもちゃ・教材・声かけ方法を発信しています。

Webライターとしての執筆経験を活かし、正確でわかりやすい情報をお届けします。

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「どの絵本を買えばいいかわからない」「考える力を育てられそうな絵本ってどれ?」

そんな方のために、この記事では我が家で実際に使って良かった絵本を11冊、年齢別に紹介します。

まずは選び方のポイントをサラッと確認してから、具体的な絵本を見ていきましょう。

筆者は教育学部出身・元プログラマーの2児のママ。

1歳・5歳を育てながら「これは良かった」と感じたものだけを厳選しています。

この記事を読むと分かること
  • なぜリアルな絵の絵本が考える力に良いのか
  • 0〜1歳・1〜2歳・2〜3歳・4〜6歳の年齢別おすすめ絵本11冊
  • 実際に我が家で使って良かった読み聞かせエピソード

声かけ・遊び・おもちゃで考える力を育てる方法について知りたい方は、こちらのシリーズも参考になりますよ!

考える力が育つ絵本選びの3つのポイント

考える力の土台になる絵本選びのポイントは、主に次の3つです。

  • 絵がリアルなものを選ぶ
  • 子どもの今の興味に合わせる
  • 最後まで楽しんで読める難易度

絵本の選び方・読み聞かせのコツはこちらの記事で詳しく記載しています。気になる方はぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。

① リアルな絵のおすすめ絵本4冊

低年齢では、現実に近い絵の本のほうが身の回りの世界と結びつけやすいと考えられています。

ここでは特に絵のリアルさにこだわって選んだ4冊を紹介します。

やさい/くだもの(平山和子)

野菜や果物が本物そっくりに描かれた絵本です。

断面や皮の質感まで丁寧に描かれていて、絵を見るだけで「本物だ」とわかるリアルさがあります。

我が家には畑があって野菜をたくさん育てているのですが、花と実のつながりを絵本と実物を比べながら読めるのが気に入っています。

絵本で見たものを実物と見比べたり、逆に実物を見て絵本を思い出したりすることで、知識が使える形で結びついていきます。

どうぶつのおやこ(薮内正幸)

リアルで美しい動物の親子の絵が並ぶ写真絵本のような一冊です。

文章がほとんどなく、動物の表情まで細かく描かれています。

文章がない分、子どもが自由にお話を想像できるのが最大の特徴です。

息子が小さい頃はその場でお話を作りながら読んでいました。今は娘が「これは何?犬!わんわん!」と会話を繰り広げています。

どんぐりころころ虫(さぐちたまみ・田代千里)

どんぐりの中にいるシギゾウムシの幼虫が出てくる絵本です。

どんぐりの光沢・影・細かい質感まで水彩で丁寧に描かれていて、虫(シギゾウムシの幼虫)も本物そっくりのリアルさです。

背景や細部まで丁寧に描かれており、自然とよく見る力が育つ一冊です。

「いっぴき、にひき、さんびき…いったいなんびきいるんだろう」という文章も、自然に数を数えるきっかけになりますよ。

② 1〜2歳におすすめの絵本2冊

1〜2歳は、繰り返しのリズムや予測できる展開を楽しむ時期です。

「次はどうなるんだろう?」という期待感を育てる絵本が合います。

いないいないばあ(松谷みよ子)

赤ちゃんの絵本の定番中の定番です。

シンプルな繰り返しと「ばあ!」という展開が、赤ちゃんの「次はばあが来る!」というワクワク感を引き出します。

我が家でも二人とも大好きです。

「なんでこんなに好きなんだろう?」と思いながら何十回も読んでいます(笑)。

「次にばあが来る」という予測と確認の繰り返しが、因果関係の理解につながっているのかもしれません。

ぞうくんのさんぽ(なかのひろたか)

ぞうくんの背中に動物が次々と乗っかって散歩する話です。保育園でも人気の絵本で、息子が「家でも読みたい」と言い出したので購入しました。

ある日、百均で水に入れると膨らむ動物スポンジを見つけました。

さっそくお風呂に持ち込んで動物スポンジをふくらまし、「ゾウくんの背中に乗せて散歩しよう!」と遊び始めました。

絵本で見た内容を、自分の遊びの中で再現していたのです。

こうした遊びは、ただ絵本の内容を覚えているだけでなく、自分なりに理解して使っている状態とも言えます。

絵本の内容が、日常で使える場面としてつながった瞬間だなと感じました。

③ 2〜3歳におすすめの絵本2冊

この時期は、短いストーリーの繰り返しや、食べる・遊ぶ・着るなどの身近なテーマを扱う絵本が楽しみやすい時期です。

自分の経験とつながる内容や、先の展開を予想できるお話が増えることで、物語を追う楽しさが身に着きます。

しんかんせんでビューン(視覚デザイン研究所・くにすえたくし)

秋田から熊本まで新幹線を乗り継ぐ男の子の旅を描いた絵本です。

読み聞かせなら2歳から、自分で読むなら5歳頃からが目安です。

ページの端まで新幹線や駅の風景がびっしり描かれていて、何度読んでも新しい発見があります。「東京駅のゴミ箱はここにある」「消火栓はここ」といった細部まで描き込まれているのが特徴です。

我が家では寝る前に読む5冊の中の「最後の1冊」として毎日読んでいます。

巻末の新幹線一覧ページで「僕が好きなのははやぶさとこまちとドクターイエロー。おかあちゃんは?」という会話を毎晩繰り返しています(笑)。

新幹線好きの2〜3歳の子どもには特におすすめです。

おばけの天ぷら(せなけいこ)

うさぎちゃんが天ぷらを揚げていたらおばけに横取りされてしまうという、少しユニークなお話です。

ファンタジー全開ですが、我が家では二人とも大好きで毎晩読んでいます。

おばけにつまみ食いされたり、めがねを天ぷらで揚げてしまうなど、特徴的な展開がありますが、一度覚えると先を予想しながら楽しめるのが魅力です。

「もう一回読んで」と言われる絵本こそ、今の子どもにちょうどいいレベルです。

好きな本を繰り返し読むことで語彙や物語の理解が深まります。

④ 4〜6歳におすすめの絵本3冊

この時期は「なぜ?」が深まり、仕組みや理由への興味が出てきます。

知りたい気持ちや観察する楽しさを広げる絵本が合います。

十二支のはじまり(岩崎京子)

なぜ十二支がネウシトラウ…の順番なのかを説明する絵本です。

年末にばあばと「来年は午年だね〜」という話をしていたら、息子が「なんでうまなの?」と興味を持ちました。そこでこの絵本を買ったところ、あっという間にネウシトラウタツミウマヒツジサルトリイヌイ…と全部言えるようになりました。

興味があるときに与えると一気に覚える、という典型例ですね(笑)。

子どもの「なに?」「なんで?」を見逃さずにキャッチできると、考える力を伸ばす土台を作れますよ。

うんちはどうしてでるの?(せべまさゆき)

食べ物が体の中でどう消化されてうんちになるのかをわかりやすく説明した絵本です。

子どもが大好きな「うんち」テーマで、体の仕組みへの興味を自然に引き出してくれます。

我が家では、息子に「なんでうんちって出るの?」と聞かれたことがきっかけで見つけました。

食べ物の消化の流れだけでなく、食べすぎたり変なものを食べたりするとお腹が痛くなる理由も描かれていて、親の私自身も「なるほど」と思う内容でした。

「なぜ?」という問いに絵本で答えてあげることで、子どもは「考えたり調べたらわかるんだ」という感覚を持ちやすくなりますよ。

ねえ、おつきさまどうしてぼくについてくるの?(木村祐一・山下宏平)

息子が「お月様がどうして僕についてくるの?」と聞かれたとき、うまく答えられなくて買った絵本です。

実はこの絵本、最初に読んだときは私自身も難しくて、何度か読み返してやっと理解でき、息子に説明しました。

それくらい、月が自分についてくる現象を説明するのって難しいんですよね。

ちなみに息子も1回ではよくわからず、繰り返し読むことで理解を深めていました。

そのあと、車で出かけたときのことです。

遠くに見える山を見て、息子が「山もついてくるね」と言いました。

そこで「山は遠いからついてくるように見えるけど、近くのフェンスはすぐ通り過ぎるよね」と話してみると、「あ、ほんとだ」と少し納得した様子でした。

絵本でなんとなく理解したことが、日常の中でつながった瞬間でした。

「わからないなら一緒に調べよう」という姿勢を子どもに見せる、という意味でも我が家では大切な一冊です。

よくある質問

Q
絵本は何冊くらい持っていればいいですか?
A

たくさん持つ必要はありません。我が家でも毎晩読む本は5冊程度です。同じ本を繰り返し読むことで言葉やストーリーの理解が深まり、記憶にも定着しやすいことが知られています。

Q
子どもが同じ本ばかり読みたがります。新しい本も読ませた方がいいですか?
A

同じ本を繰り返し読みたがるのは幼児の脳の発達に良いとされています。繰り返すことで語彙や内容が定着していきます。無理に新しい本を押し付けなくても大丈夫ですよ。

Q
リアルな絵の絵本ばかりにした方がいいですか?
A

そんなことはありません!大切なのは親子で楽しむことです。子どもが好きな絵本を一緒に楽しむことが一番の考える力の土台になります。リアルな絵の絵本は「意識して1冊加える」くらいの気持ちで十分ですよ。

毎日絵本を読み、考える力を育てよう

この記事では、考える力を育てる土台になる絵本を年齢別に11冊紹介しました。

どの絵本が正解というわけではありません。

大切なのは、好きな絵本を繰り返し楽しむことです。

今日から毎日1冊ずつでもいいので、子どもが好きな絵本を手に取ってみてください。

この記事のまとめ
  • 考える力の土台になる絵本はリアルな絵・子どもの興味・楽しめる難易度の3点がポイント
  • 0〜1歳には「やさい」「くだもの」「どうぶつのおやこ」「どんぐりころころ虫」など写実的な絵の絵本が効果的
  • 1〜2歳には「いないいないばあ」「ぞうくんのさんぽ」など繰り返しと予測を楽しめる絵本がおすすめ
  • 2〜3歳には「しんかんせんでビューン」「おばけの天ぷら」などストーリーを楽しめる絵本が合う
  • 4〜6歳には「十二支のはじまり」「うんちはどうしてでるの?」「ねえおつきさま」などなぜ?を深める絵本がぴったり
  • 好きな絵本を繰り返し楽しむことが一番大切

絵本の選び方・読み聞かせのコツをもっと詳しく知りたい方はこちらも参考にしてみてくださいね!

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